注意書き

大戦後柱間細胞の養分で成長してきたオビトは、魔法がとけたように小さくなってしまった…!

★年齢操作 オビトキュンです。イメージは13歳~15歳くらい
カカシが悪戯しちゃうって残念なお話でございます。

ちょう捏造です。一応カカオビ。そして無駄に長い。

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オビトといっしょに暮らすようになったカカシは、毎日字の如く飛んで帰っていましたが、半年もたった頃、やたらと呑みに出かけては深夜に帰ってくるようになりました。
テンゾウ曰く、それは『カカシ先輩なりの努力の現れ』だそうですが、毎日のように帰りが遅いのは避けられている様な気がして、オビトは面白くありませんでした。
初めは放っておいたものの、それが数ヶ月と続き堪忍袋の尾が切れます。一度小一時間程問い詰めてやろうと思ったオビトは、カカシの部屋で待ち伏せる事にしました。

その日午前二時を回った頃、お酒臭い匂いを漂わせたカカシが帰って来ました。足取りはしっかりとしているようです。カカシの布団で狸寝入りを決め込んだオビト。
「あれ?オビト?」
部屋に入るなり、自分の布団で寝ているオビトに少し驚いた様子です。もう少し様子をみてやろうと狸寝入りを続けます。
近付いてきたカカシが優しくオビトの頬に触れました。
「まったく、どおしてくれんの。自分の布団で寝なさいよね」
そして小さく溜息をつきます。
触れられた手の温もりが心地よく、問い詰めてやろうという作戦を忘れてしばらくの間ジッとしていました。
起きる気配のないオビトに床に腰を降ろし、掛け布団越しに肩口に頭を乗せ幼い寝顔を観察します。
「…早く大きくなってよ、オビト…」
子どもように滑らかな頬。触れていた手のひらから親指を口元に伸ばし、薄らと残る唇のキズ跡をなぞります。本当はカカシよりも一つ年上のオビト。
その姿は面影は残るもののスッキリとした目元が印象的な、うちはの血を感じさせる容貌に成長していました。目を閉じて記憶に残る年上のオビトの姿を辿ります。
「…オビト」
僅かに開かれた唇の隙間に指の腹を引っ掛けて、湿った粘膜へと侵入させると温かさに導かれるように内側に残る唾液を広げるように撫ぜました。指先の感触に短く息をつきます。
(…?)
その動作を不思議に思ったオビトが片目を開けてカカシの方を見てみると、様子がおかしい事に気づきます。
眉間に皺を寄せ苦しげな表情で、息使いも平常のものではありません。
「……カカシ?」
オビトが声をかけるとビクンと大袈裟に肩が揺れ、驚いた目をしたカカシが顔をあげます。隠れていた方の手が脚の間に伸びているのが見えました
。 色素の薄い肌がが月明かりに照らされて、くっきりと闇から切り取られたようにオビトの目に飛び込んできます。カカシは下穿きの前を寛げ、アンダーを少し捲った状態でお腹まで丸見えでした。
腕の伸びる先は、骨ばった大きな手にに包まれていましたが、長く白い指の隙間からは色づいた亀頭が飛び出していました。
「「?!」」
気まずい沈黙が流れる中、オビトはその光景から目を逸らす事も出来ずに凝視してしまいます。
先に沈黙を破ったのはカカシです。
「オ…ビト、…ごめん」
言い終わると同時に瞬身の術で姿を眩ましてしまいました。
(…どうゆう事だよ…?カカシ…)
しばらく呆然としていたオビトでしたが、潜り込んだ布団からはカカシの匂いがして、瞼の裏に焼き付いたように先程のカカシの姿が勝手に浮かんできます。
「あー!何なんだよ!チクショウ!!」
ジタバタと布団の上で転がり、叫びました。そして静かになると寝よと呟いて自分の部屋へと戻ります。
その夜、カカシは帰って来ませんでした。