エピローグ
目を覚ましたオビトは部屋を見渡し、床に座ったカカシを見つけて安堵します。
カカシは自来也著作の「イチャイチャタクティクス」を読んでいました。
筋肉痛のようにギシギシいう身体を起こすと、ベットが揺れる振動にカカシが振り返ります。
「起きた?…大丈夫?オビト、寝てていいよ」
「うん。…大丈夫」
心配そうにみつめるカカシから、またこんなの読んでんの?と本を奪い、窓際の写真立ての横に置きます。
「俺が居るんだから、もう必要ないだろ」
腹減ったと、自分に腕を伸ばしてくるオビトを抱きかかえると、なにそれ、いっぱいイチャイチャしていいって事?とカカシが問います。
「わかんねーのかよ…、バカカシ」
オビトは笑うとカカシの頬にキスしました。
閲覧ありがとうございました。二人とも幸せになれますように~